止血したいところの手前に血管があって,一緒に通電してしまう位置関係になってしまうことがあります.
この状況に気づかないと,結構太い静脈をつぶしてしまうおそれがあります.
または,それを避けようとして,あらぬ方向からバイポーラを術野に入れて,なかなか止血できない事態に陥ります.
そんな時は,バイポーラを長軸に90度回転させて,焼きたくない血管にはバイポーラが片側しか接触しないようにしましょう.
これで,無理のないバイポーラのポジション,方向で止血できます.
ただ,どうしても脳表を面で焼きたい時は,バイポーラを縦に出来ないので,バイポーラを入れる方向を工夫する必要があります.
2007/07/27
バイポーラの使い方Tips~手前の血管を焼かないように~
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