2010/05/11

クリッピングの呼吸法

例えば
スポーツをする時に呼吸法は大事です.テニスでは打球の瞬間に息を大きく吐くようにすることで力まないで力の入れ加減を調節できてコースの打ち分けができます.打球の時に息を止めると,力んでしまいコントロール不能になります.
自転車でもペダルを踏む時に合わせて息を吐く用にすると,より効率的に踏めるはずですが,レース展開が厳しいとゼーハーになりそんなにうまくはいきません・・脱線しました.

クリッピングの瞬間,これはもう緊張が最高潮になっています.ちゃんとブレードが入るだろうか,Ruptureしないだろうか,届くだろうか,スリップアウトしないだろうか,この角度でいいだろうか,ちょっと母血管に近すぎるか,もしくはちょっとNeckが余り過ぎか・・いろんなことが頭をよぎってしまいます.

そこで,クリップを持ったら呼吸法を管理することをおすすめします.術野に持っていく前にまず深呼吸.そして,ブレードを入れる時,さらに閉める時には息をゆっくり吐きながら閉めると,かなり冷静にゆっくりと落ち着いて閉めることが出来ます.

そういう自分ですが,いざ!閉めます!!という時にはすっかり呼吸のことを忘れていたりするので,クリップを持った時に呼吸法のことを思い出すことからはじめなければいけません.

3 件のコメント:

ONO さんのコメント...

先生ご無沙汰してました。
元西野救急ONOです。
4月から消防隊(管轄は菊水元町です)になりました。
救命士を消防隊に乗せるという事業に200(市内救命士の数)分6(今回犠牲になった救命士数)の確率を当ててしまいました(涙)。
1年間の予定で来年の4月から救急に復帰出来そうです。
消防隊は13年ぶりなので
火の消し方わからない消防士状態です。
冊子の方受け取りました。
ありがとうございます。

いのみちお さんのコメント...

わざわざご連絡頂きありがとうございました.
消防隊に配属があるとは初めて知りました.
1年間がんばってほしいです.
救急隊に復帰したらまた宜しくお願いします.
消防隊にいる間でもなにかご協力できることがあればおっしゃってください.
今後とも宜しくお願いします.

ONO さんのコメント...

先生温かいお言葉ありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。