手術は当然,浅いところから奥へと進んでいくわけですが,深くなっていく術野に常にピントをきちんと合わせることを意識しなければいけません.
ってことはつまり,何となくやっていると,術野が深くなってもピントが合ってないことに術者は気づかないことが多いわけです.モニターを見ている人はすぐに気がつきますが・・
サクションを駆使して,脳槽の深いところへ進んでいくわけですが,ひとつ進んだらピントを落とす(当院のマイクロではつま先右側のペダル),ちょっと進んだらまた右ペダル,を繰り返しましょう.
ピントを合わせるために,マウスピースでマイクロを動かすのは動きが大きくなり,素早い手術の妨げです.
いちいちハンドルを持つのも,もちろん遅くなります.
まとめ:マイクロ下で剥離が進むとピントがずれるので,素早くペダルであわせる.
2008/05/11
顕微鏡のピントは,基本ペダルで
登録:
コメントの投稿 (Atom)
5 件のコメント:
はじめまして。いつも大変分かりやすくためになる内容を読ませていただいています。私市内他院に勤めるOTです。これからも楽しみにしています。
市内他院に勤務するOTです。とても勉強になります。
u46さん
コメントありがとうございます.コメント承認が遅れてしまいまして,すみませんでした.
おほめいただき大変励みになります.OTの方のお役に立てるか自信がありませんが,これからも続ける気がわいてきましたので,今後とも宜しくお願いいたします.
こうやって職場でも教えてくれるといいのになぁ・・・・・。
ね、先生。
匿名さん
コメントありがとうございます.
最近,ほっておいてしまったのですが,これでモチベーションが出てきました.
またネタを見つけて更新したい思いますのでよろしくお願いします.
コメントを投稿