InterhemiでDisital ACA ANにApproachするときにDisorientationになりやすいです.当院では基本的にFrontal sinus開くのを覚悟で,Base側に開頭してProxymal sideからApproachしています.
しかし,Interhemiを剥離してうろうろしてしまうことがあります.
冷静にFalxを切開した部分を考慮してみると,そこからDome方向が推測できるはず.
かなりBase側でFalxを切った場合は,かなり手前にANはあるはず.
Falx切開部からそのまま剥離に進むと,Interhemiのもっともくっついてやりづらい所を操作しなければならない羽目になります.
もっと手前を探してみましょう.
ちなみにDistal ACA ANはFalxとくっついてしまうくらいだから,その程度の深さにあるはず.
Bridging Veinの存在にもよりますが,Frontal sinusが開かないくらいのやや高めに開頭,Falxを切ったときは,わりと近くにANがあるはず.
気づかずに奥を操作していて,ふと気づくとすぐ手前にDomeが顔を出してましたなんて・・・