以前にも書きましたが,つい忘れがちなのでもう一度.
左側のイラストはどちらも左開頭です.
Sylvian fissureを剥離して,前頭葉と視神経の間を剥離,Interhemiを剥離,前頭葉に脳ベラをかけてたところです.
この辺までは,顕微鏡を寝せたり立てたりして,前頭葉越しにSubfrontal気味にApproachすることも多いです
しかし,いよいよA1を追って,同側のA1-2またはAcomにApproachするとき,前頭葉をさらに持ち上げつつあるときは,開頭の側頭側のSpaceから光を入れて,見上げるように視野を撮りましょう.それで前頭葉のRetractionを軽くすることができます.
Acom ANの開頭は,とかく前頭葉側を大きくすることが強調されていますが(対側の視神経までしっかり視るためには,それも大事),クリップに必要な視野・術野を得るためには,実は側頭部側が大事なのです.
もう一回肝に銘じましょう.
2008/04/18
Acom aneurysm (Acom AN)は開頭の側頭部を使う
2007/12/05
Temporary clipの原則

ついついテンポラリー(Temporary clip)はかけないで行きたくなることも多いですが,破裂や動脈瘤が大きい場合は躊躇しないでテンポラリークリップをかけるようにしたいものです.
テンポラリークリップをかける原則ですが,動脈硬化の部分は挟まないようにとか,もちろん,穿通枝(特にHeubner!!)は絶対にはさまないようにとかありますね.
あんまりいっぱい使うと,けっこう手技のジャマになりがちです.
ちょっと曲がったテンポラリーを使う場合には,図のように,挟む部分は視野の中に入れて,挟んでる部分がしっかり見えるように,かつ,Clip headは手技の邪魔にならないように,なるべく動脈瘤から遠いところにするようにしてみましょう.
2007/01/17
血管にまたがった動脈瘤は,まず奥側をつぶす

血管の上にまたがったようにNeckがある動脈瘤にクリップをかけると,どうやってもNeckが余る.その時は,視野の奥側(母動脈の向こう側)のNeckをつぶすようにクリップをかけるのが鉄則.奥側に傾けてクリップをかけるので手前のNeckが余るが,そこには後でMini clipでも追加でかけてつぶせばよい.
逆に視野に入る手前のNeckをつぶして,奥を余すと,後でどうしようもなくなってしまう.
投稿者
いのみちお
時刻:
10:37 午後
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ラベル: cerebral aneurysm, クリップ, 動脈瘤
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